アメリカ最新情勢

アメリカの最新の経済・政治・社会情勢を解説して参ります

2019-01-01から1年間の記事一覧

アメリカ最新情勢

今日のCNNのニュースルーム等のコーナーでは年末特別編成番組では1970年代に全米トップ40ヒットシングルを21曲世に送り出した有名女性ソロシンガーのリンダロン・シュタットの引退を余儀なくされたパーキンス病の発症の経緯や元カリフォルニア州知事と浮名を…

アメリカ国際情勢

トランプ大統領は、ホワイトハウスの執務室からフロリダの新生活拠点パームビーチの別荘に移動した模様です。そこで2019年内最後の選挙集会を開催したミシガン州バトルクリークでの演説内容を振り反ってみましょう。トランプ大統領の演説中に弾劾訴追案可決…

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年末に全米を震撼させる大事件が発生しました。昨日、クラークスタウンのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で18歳の少年がユダヤ教の年中行事ハヤカーの7日目にユダヤ教ハシド派ラビの家を刃物で襲撃して5人が重軽傷で病院に搬送される事件が発生しました。現段…

アメリカ最新情勢

ドナルドトランプ大統領の弾劾訴追が現実味を帯びて参りましたが仮に来年1月に弾劾裁判の公判が開廷しても出席議員の2/3以上の大統領職罷免決議に賛成票が投じられる可能性は極めて低い現状です。上院では共和党が多数勢力である為、大量の共和党所属の造反…

アメリカ最新情勢

最近のアメリカ国内の最大の関心事はトランプ大統領の弾劾訴追であります。来年1月には弾劾裁判が開始される様相となってきています。ところで永年の懸案事項でありました北朝鮮の核開発やミサイル開発を継続する金正恩に対してアメリカは同盟国と協調して経…

アメリカ最新情勢

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)では、FOMCを開催して今回は利下げを見送る方向性で一致しました。今後の政策金利は、下限が1.25%、上限が1.75%程度の水準で推移する見通しです。史上最低の完全失業率3.5%や中国との貿易摩擦緩和の為…

アメリカ最新情勢

先日のNATO(北大西洋条約機構)は、第二次世界大戦後の新冷戦時代の幕開けにより ソビエト連邦やその同盟国を仮想敵国と見なした相互安全保障条約を基盤とする西側軍事同盟です。北米とヨーローパ諸国から構成されていますが、ノルウェーやスウェーデンは非…

アメリカ最新情勢

アメリカIT大手企業のインターネットビジネス事業の経常利益(域内売り上げへの3%の独自課税するフランス)などがアメリカとの衝突の起因となって参りました。所謂フランスのデジタルサービス課税が正式に発動されてアメリカのGAFAと一般的に呼称される巨大…

アメリカ最新情勢

アメリカの共和党政権の最大の懸案事項は、中国が迂回貿易でアメリカのハイテク製品を輸入して軍事転用されたり人工知能AI開発に利用されることを警戒して神経質になっています。次世代通信網5G開発競争、従来のスーパーコンピューターの1万倍の計算能力を装…

アメリカ最新情勢

アメリカ大統領・トランプ政権は、2016年の就任以来、自己と意見が異なる政府高官を次々に政敵として辞任に追い込んだり、あるいは強権政権として解任して参りました。アメリカ大統領には議会が可決した法案を廃案にできる強大な大統領特権を有しています。…

アメリカ最新情勢

2019年逃亡犯条例改正案が成立すると香港で何らかの理由で香港で身柄を拘束された容疑者の中国大陸、台湾、マカオへの身柄引き渡しが 現実味を帯びてくる為に、どうしても改正案の成立を阻止したい民衆が各地で一斉蜂起して制圧したい香港警察が武力衝突する…

アメリカ最新情勢

2020年度次期大統領選挙が1年後に迫り与党共和党と野党民主党の候補者選出をする第1回目の予備選は来年2月日程となっていますが、政権交代を目指す民主党は下院で現職のトランプ大統領を弾劾裁判で罷免するのに第一歩となる弾劾裁判の調査委員会を何とか発足…

アメリカ最新情勢

トランプ大統領の国内での一般的な評価は、富裕層に適用される所得税率の引き下げや法人税の簡素化や最高税率の見直しなどで一定の功績があったのは支持されていますが、強大な大統領特権を容赦なく行使して反対の立場を表明した側近を次々に解任または辞職…

アメリカ最新情勢

アカデミー賞competitionアニメーション部門で七度の受賞暦を誇る不朽の名作「トムとジェリー」がアメリカ国内以外で初めて1940年の第一話誕生から丁度80周年を記念して東京・愛知・大阪・福岡で本格的な展覧会が開催される事が判明致しました。10分間の短編…

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筆者の個人的な過去の経験を冒頭から記述させてください。私は充実しない社会人生活に漠然とした不安感に駆られ今後有望な資格を取得しようと決意したのが、20年程昔の出来事となります。米国公認会計士(CPA)という名称の資格試験が日本でも注目され始めた…

アメリカ最新情勢

トランプ大統領は中国との貿易不均衡の解消の為に、形振り構わずに報復関税の強化策を検討しています。先日、USTRと中国商務省間で報復合戦を自粛する部分合意に両国が同意して現在は様子見状態にありますが再発する可能性も残っています。アメリカを代表す…

アメリカ最新情勢

①アメリカ合衆国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は、9月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で7対3の多数決で政策金利(federal fund rate)の誘導目標を2.00%~2.25%から1.75%~2.00%へと今年2回目の引き下げを実行し…

アメリカ最新情勢

アメリカのエネルギー業界が中国との貿易戦争の余波で新規輸出先をアジア諸国に照準を定めています。アメリカは先進国には珍しく石油の純輸出国でありますが、国内資源保存の目的で中近東諸国、特にサウアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)からも輸入していま…

アメリカ最新情勢

トランプ大統領が執務室のあるワシントンDCのホワイトハウス以外の生活の本拠地としてフロリダ州パームビーチに移住するアナウンスメントが発表されました。パームビーチはリゾート地としての側面も併せ持ちますが、高齢者の避寒地として有望な地域でもあり…

1アメリカ最新情勢

2020年度アメリカ大統領選挙の今後の日程が仮決定しました。年内は、ジョージア州での民主党候補討論会などが予定されています。越年しますと2月3日に恒例の民主党主催のアイオワ州でのタウンミーティング(全米最初の党員集会)で有権者が集会に参加して投…

アメリカ最新情勢

①アメリカ次期大統領を選出する為の選挙投票日の2020年11月3日まで丁度1年となりました。民主党はドナルド・トランプ現大統領の再選を阻止する目的でウクライナ疑惑を徹底的に調査することを民主党が多数を占める下院決議しました。弾劾調査は開始されますが…

①前回の記事文中でIS壊滅作戦は完了したとのトランプ大統領の判断から米軍主力部隊をイラク及びシリアから全面撤収指示がありアメリカが関与しなくなったイラク・シリア国境で事態悪化が懸念される局面と報道致しましたが、米軍主力部隊完全撤収とは無関係に…

2020年11月3日に次期アメリカ大統領を選出する国民投票まで約1年となりました。主要メディアは選挙戦モードに既に突入している観があります。民主党の候補者氏名レースはますます白熱して、バラクオバマ大統領時代の副大統領経験者のジョー・バイデン氏 バー…

①フランス南西部ビアリッツで開催された今年のサミットG7会議。日米間の最大の懸案事項は米国農産物に高関税を課税して国内農業を保護してきた日本の食糧事情が改善するかどうかでした。アメリカは中国と相互に高関税を発動する貿易戦争に突入しており最大の…

アメリカ最新情勢

FRB(米連邦準備理事会)は、本来はアメリカ大統領からは圧力を受けることが無いような中立的な立場を約束されていました。ところが女性のイエレン議長から元弁護士の現パウエル議長に代替わりしてからトランプ大統領は、自分の中心的な支持層である白人労働…

アメリカ最新情勢

CNN/USAやFox newsなどでも、最近、バハマ諸島で発生したtropical storm(熱帯低気圧)が急速に発達して、hurricane(ハリケーン)Dorianとなりました。アメリカではハリケーンの風速が33-42m/s換算でcategory1,風速70m/s換算でcategory5と認定されます。規…

アメリカ最新情勢

主要7カ国首脳会議(G7サミット)が現地時間24日午後(日本時間25日未明)にフランス・ビアリッツで開幕致しました。今年のサミットの主催国はご存知の通り、フランス(マクロン首相)ですが、会議全体を主導するのは、超大国アメリカです。今回の サミット…