アメリカ最新情勢

アメリカの最新の経済・政治・社会情勢を解説して参ります

アメリカ最新情勢

アメリカのエネルギー業界が中国との貿易戦争の余波で新規輸出先をアジア諸国に照準を定めています。アメリカは先進国には珍しく石油の純輸出国でありますが、国内資源保存の目的で中近東諸国、特にサウアラビアとアラブ首長国連邦UAE)からも輸入しています。アメリカでは近年は新エネルギーのシェ-ルガスの産出国として頭角を現しており、最大の輸出国の中国が保護貿易主義に傾倒している現状に鑑みて、液化天然ガス(LNG)の輸出攻勢をかけています。アメリカのLNG輸出重要拠点としては、コープポイント(メリーランド)、キャメロン(ルイジアナ)、フリーポート(テキサス)が認定されており、アジア向け航路の要衝であるパナマ運河パナマ運河庁は通行枠を1日4隻に倍増させる方針です。中国向が9割減となっている為、代替輸出先としてシンガポール、タイ、日本が本命視されています。日本は調達先の多様化を検討しており相互に利益が合致しています。今後もエネルギー分野は成長が予想されますので詳報して参ります。

今日は、ブログテーマとは無関係かもしれませんが、トランプ大統領もリングに登場した過去のある全米で現在最大のケーブルテレビ視聴率を誇るエンターテイメント集団、

WWE(world wrestling entertainment)について紹介させていただきます。プロレス団体としては、1963年設立の後発団体でしたが、1990年代に独自のattitude路線に転換してから、人気は沸騰しました。具体的には試合前に対戦相手の選手を罵倒し合うマイクパフォーマンスに特徴のある新時代到来を予感させる番組内容が構成されています。トランプ大統領がマットに登場したのは、2007年3月でWWEのオーナーであるビンス・マクマーン氏と大富豪対決を実現させています。WWE最大のスター選手は、Steve

Austinという青い目の白人選手です。自慢のブロンドヘアーからスキンヘッドに容貌を変化させただけで熱狂的な固定ファン層の開拓に成功しています。身長約188cm、体重

約110kgで体格的には標準サイズです。ライバルのTriple H, The undertaker,或いはオーナー一族との長年の抗争は引退後の現在でも語り草となっています。それ以前にも、

Bob bucklandやショーンマイケル、ブレットハートなどの有名チャンピオンも在籍していましたが、オースチンの人気は絶大で最大の功労者でもあります。現在は、毎週火曜日にRaw, 土曜日には、Smackdownという二種類のブランドに大別されており、WWEの所属レスラーはどちらかのブランド大会に分類されます。時々、別ブランドへの移籍もあり得ます。WWEはプロレス団体として初めてプロレス試合には事前シナリオが準備されている事実を公式に認めた団体として永久に名前が燦然と刻まれるようになりました。実際に試合に先立っての対戦相手との打ち合わせ風景もドキュメンタリー番組として全米に公開されています。通常の退会以外にも、毎月、pay per view大会が定期的に開催されます。毎年4月のレッスルマニアが観客動員数や視聴率でも年間最高を記録しています。今後、前述のオースチンを人気・実力で上回る選手は出現するのでしょうか? WWEについてはアメリカ最新情勢とは別テーマとして定期更新して参りたく存知上げます。現在その準備作業中です。