アメリカ最新情勢

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民主党の大統領候補者選びレースの第4戦となる南部サウスカロナイア州予備選が現地時間29日から予備投票が開始されます。序盤戦で出遅れたバイデン候補(オバマ政権で副大統領)は今回のサウスカロナイアでも敗北するようであれば早期撤退も視野に入る土壇場に追い込まれた状況でのサムターでの集会開催となりました。バイデン候補は、首位を疾走するサンダース候補の国民皆保険構想(メディケアフォーオール)は、折角オバマケア施行で保険加入できた貧困層に悪影響を及ぼすとの理由で反対を表明しています。国民皆保険精度を創設するには莫大な歳入が必要でサンダース候補は財源を明確にしていないと批判しておりまして財源の根拠がないことを攻撃しています。

大流行の予兆が見えてきたコロナウィルス対策を巡っては、与党共和党は心配されている程の深刻な事態には至っていないとして事態を静観する立場です。ダウ平均やナスダック指数が急低迷しているのは大袈裟に騒いでいる民主党の責任にしています。中国

渡航暦のない感染経路不明のオレゴン州での感染者確認にも共和党は冷静に構えています。一方の民主党は不要不急の外出を控えるように呼びかけています。FRBのパウエル議長は既に史上最低水準にある政策金利を引き下げる姿勢に転じています。世界同時株安で世界的不景気も危惧されています。ただし、コロナウィルスの蔓延を共和党民主党双方が大統領選に向けて政治利用している感は否めず非常に遺憾に思います。

予備選の結果につきましては詳報させていただきますが、筆者は現在トリプルワークの最中で記事更新があまりできないことを謝罪させていただきます。