アメリカ最新情勢

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アメリカ民主党大統領候補選びレースは、本日開票中のスーパーチューズディ3の結果如何では、サンダース候補はいよいよ瀬戸際に追い込まれる可能性が濃厚となっています。本日は、総計219名の代議員が割り当てられる大票田のフロリダ州のペンサコラやタンパを制したバイデン候補が開票率90%で圧勝が確実視されています。イリノイ州は比較的サンダース候補が善戦していますがロックフォードを制したバイデン候補が全体の64%の得票数を確保した模様です。アリゾナ州は開票率が低い為、見通しはつきませんが、サンダース候補が若干上回っている途中経過となっています。都市部では、サンダース候補も互角の戦いをしていますが、どうしても郊外やラテン系などの少数民族(マイノリティ)に支持されているバイデン候補が優位に立っています。因みにオハイオ州などは6月まで民主党予備選の延期を決定しているだけに、投票を強行した3州での

投票所でのコロナウィルス感染対策が注目を集めていますが、投票前に両手の消毒が全ての有権者に義務つけられています。コロナウィルス感染問題では特に混乱はないようです。バイデン候補は勝利スピーチの準備に余念がありません。

コロナウィルス感染はまだピークに到達していないことは、先日のWHO(世界保健機関)のパンデミック宣言で公表されています。実際に、現時点でのアメリカ本土での感染者数は5748名、犠牲者数は105名と状況は悪化の一途です。

FRB(米国連邦準備理事会)の政策金利をゼロ金利付近まで引き下げる姿勢を明確にしたり、給与税を当面は凍結するなどの金輸政策や財政出動などで、ダウ225平均は一時的に2万ドルを割り込んだものの、今日は1000ドル以上反発して2万ドル台を回復しています。トランプ政権は、コロナウィルスの経済的打撃を最小限度に抑え込む打開策を自画自賛しています。

コロナウィルスの悪影響で追いかける立場のサンダース候補にとっては、テレビ討論会や支持者集会での演説が中止延期されることはますますサンダース候補が不利になりそうです。バイデン候補も前回2016年度の民主党予備選で一時は勝利を勝ち取る程度のリードをしながらも最終的にはヒラリー・クリントン候補に逆転を許した雪辱を期しての2020年度の候補者選びレースですので、ここで油断するのは禁物でしょう。

予断ですが、トランプ大統領が2020年7月下旬開幕予定でした東京オリンピックの中止もやむを得ないと与党自民党に歩み寄って来ました。任期末期の安倍政権には渡りに船だったことでしょう。

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