アメリカ最新情勢

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トランプ大統領は、CDC(全米疾病対策センター)のレッドフィールド局長と共に定例会見を行い先日の今冬にアメリカに到来する新型コロナウィルスの襲撃がより厳しい結果を招く可能性があるとのワシントンポスト紙の引用の真偽を追及しました。CDCのレッドフィールド局長は、新型コロナの残り火とインフルエンザが組み合わさる場合にはより厄介な第二波到来の可能性があるとの自説を撤回しませんでした。トランプ政権は、コロナ撃退の為にはCDCと連邦政府が協調する必要性に言及するにとどめました。レッドフィールド局長の貢献度を評価して今後もグッドジョブを継続するように指示した模様です。今秋(今冬)以降に第二波到来を予見する専門家も多数いますが、本当に平均気温が下降する今秋以降にコロナウィルス流行の第二波が襲来するのでしょうか?

つまり気温とコロナウィルス流行の関連性はまだ証明された訳ではありません。アメリカ以外で最大の感染者を抱えるのは、いずれも人口大国のインド・ブラジル・ロシアです。もし気温下降とコロナウィルス蔓延に何らかの因果関係があるのでしたら常夏に近いブラジルやインドで大流行(パンデミック)しているのは何故でしょうか?

全米50州内とアメリカ自治領(プエルトリコなど)で部分的経済活動再開されて約10日間で危惧されていたクラスター感染は確認されていません。ただし大統領選挙を見据えて経済活動再開を本格化したいトランプ政権ですら、フロリダ州の著名ビーチの開放や

ピクニックや野外バーベキューなどのレジャー産業の全面的な復活には及び腰です。

トランプ大統領は本日はミシガン州のフォードの生産工場を視察しました。フォードの

製造ラインを防護具生産ラインに転用した英断に賞賛を惜しみませんでした。その後は

ミシガン州知事と面会して大統領選挙の投票を対面投票から郵送投票に転換しようと準備するミシガン首脳陣に郵送投票は不正投票の温床になるとの従来の立場を維持しました。コロナウィルス襲来以来、民主党のバイデン候補に支持率で10ポイント以上の大差をつけられ焦燥感が読み取れます。もし郵送投票を強行した場合には連邦政府投資の一部を引き上げる強硬論をも明確化して対抗しています。ミシガンでの記者会見では、7月4日の独立記念日には昨年同様にワシントンDCのナショナルモール国立公園で祝賀行事を予定通り主催することも明言しています。

アリゾナ州フェニックスの大型商業施設で久々に銃乱射事件が発生して少なくとも3名の尊い人命が奪われる悲劇が現実化しました。尚、事件の詳細や背景は不明です。

不謹慎な言い方かもしれませんが、1月30日のコロナウィルスの人間への初感染の悲報が全世界を駆け巡ったあの日以来にコロナ以外のニュース(独立記念日の祝賀行事やフェニックスでの銃乱射事件)が大々的に報道されたのはCNNでは初めてのような気がします。コロナウィルスが収束の方向に一歩前進した暗示なのかもしれません。

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