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アメリカ民主党の予備選の序盤戦となるニューハンプシャー州予備選が東部時間で10時間後に迫って参りました。アイオワ党員集会で番狂わせを演出したピート・ブティジェッジ氏ばかりでなく、最年少女性候補のエイミー・クロブシャー氏の大躍進が予想されています。クロブシャー氏は出身地のミネソタ・ネピオン郡検事を歴任して前回の大統領選直後の2017年2月に初当選を果たしたトランプ大統領とロシアの不透明な関係

いわゆるロシア疑惑超党派委員会の設置を提唱したことで注目を浴びた経歴もありましたがその後は沈黙を続けていましたが突如民主党から大統領候補に名乗りを挙げました。世論調査の結果からニューハンプシャー州予備選で上位進出が予測されています。59歳と女性候補という強みがあり民主党の新しい受け皿になる可能性を秘めていそうです。一方のウクライナ疑惑の張本人となったバイデン氏はニューハンプシャー州予備選でも得票率4位が最新の世論調査から明白になりましたが、民主党候補争いの本命であったバーニー・サンダース氏を社会主義者と攻撃してきましたが、状況が一変した為

今度は大躍進の新顔の二人、ブディジェッシ氏とクロブシャー氏に批判の矛先を向けて政治経験の不足を理由にトランプ大統領を打ち負かすのは、オバマ政権下で2期8年間の副大統領の実績を披瀝する戦法に転換してきました。本来はバイデン氏も急進左派のバーニー・サンダース氏との事実上の一揆撃と踏んでいたようですが様相が一変してブティジェッシ氏が先頭を走る予想外の展開となった為に、40名の億万長者から政治資金を集金しているブディジェッシ氏の選挙活動を声高に批判しています。

対する共和党も現職トランプ大統領の支持率が90%前後で推移しており共和党候補者争いは盛り上がりに欠けていますが、筆者は年齢的には75歳と若い訳ではありませんが

William Floyd Bill Weld候補に注目しています。1966年にハーバードカレッジ卒業後にハーバードロースクールで法務学士で学位を取得後に、1972年のウオーターゲート事件の調査団員として法曹としてのキャリアをスタートさせて予備選開幕の舞台となるニューハンプシャー州入りして支持を聴衆に訴えています。母メアリーはアメリカ独立宣言署名者のウィリアム・フロイドの子孫であり家柄は申し分なさそうです。余談になってしまいますが筆者に頻繁に選挙資金をクラウドファンディングで協力要請する電子メールが頻繁に送信されてきます。1ドルから募金できるそうですのでトランプ政権に不満のある筆者には貢献したいのですがそこまでの余裕もなくて悩んでいる最中です

トランプ大統領ニューハンプシャー州で10時間前に弾劾裁判で罷免が見送られて最初の大規模な演説をしました。トランプ大統領は弾劾裁判で自分に不利な証言をしたソンドランド駐EU大使を解任しました。報復解任は彼の常套手段ですが筆者も同意できません。トランプ大統領は、ニューハンプシャー演説でも民主党の選挙公約であるメディケア医療制度の創立や気候変動条約への復帰、大学生への奨学金制度、脱退した経済共同体(例えばAPEC)などの再考などを拒否しています。昨今のコロナウィルスの流行で発信源の中国武漢へ先遣隊を派遣して事態の収束を派遣したいWHO(世界保健機関)への出資金も序々に縮小させています。好調な経済成長率と最低レベルの完全失業率、過去最高の株価水準などを再三アピールしていました。唯一の得意分野である経済についてはいつも多弁になりがちです。演説の終盤にはお決まりのUSAコールが巻き起こり、アメリカを再び偉大な国家にするの決めゼリフで締めくくりました。これも余談ですが、トランプ大統領のスピーチを頻繁に放映するのは、fox newsだと思うのですが、日本に居ながらにして生放送を視聴する方法の用意がない為、筆者は、youtubeを主に利用しています。筆者も年始から初めての仕事で毎日が地獄のように感じられますが気候も月間平均気温が最低を記録する2月を乗りきれば何とかならないでしょうか?