アメリカ最新情勢

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アメリカ最新情勢

本年度のアメリカ独立記念日のセレモニーは前日に当たる7月3日にサウスダコタ州・

キーストーン市のMount Rushmore国立記念公園に用意された簡易的な設営舞台からファーストレディのメラニア夫人・上院下院の連邦議員・全米各地の知事の参列の元にドナルド・J・トランプ大統領の75分に及ぶアメリカ独立戦争の功労者である愛国者

(patriot)を賛美するスピーチが全世界に向けて発信されました。仰天発言さえなかったものの、自由の獲得を意味する「freedom」、それを妨害する邪悪者(evil)、マウントラッシュモア国立記念公園内にも多数建造された過去の建国当初の偉大な大統領、エイブラハム・リンカーン、ジョージ・ワシントン、ジョン・アダムス、トーマス・ジェファーソン等の先人達の記念碑(monument)などの重要建造物は保存されるとの見解を大聴衆の面前でスピーチしました。アメリカ独立宣言までの工程については、愛国者(patriot)から構成された独立志向の愛国者軍民兵のジョセフ・グリアが独立派の勝利を疲弊していた大陸会議に報告して士気が回復した各植民地代表者が独立宣言を布告して共和政体を採用する独立時の最初の13州が「frontier」と呼ばれる、1803年のフランスのナポレオン・ボナポルトからルイジアナを買収してから怒涛の勢いで次々と西部進出して辺境を西に領土拡大させた一大ムーブメントに言及すると大観衆から盛大な拍手喝采を浴びました。特に第二代大統領のジョン・アダムスは、大陸会議のアメリカ独立宣言採択時に主導的役割を果たして現在のファーストレディ外交の基礎を構築した功績などが再評価されています。最初のファーストレディの名前は。アビゲイル・アダムスでした。トランプ大統領は過去記事でも触れましたが近代史上、最初の言論の自由や表現の自由を確立させた民主主義国家としての自負心を声高に自画自賛しました。

そして、現在のアメリカの資本主義的な自由国家としての産物を次世代に継承させる環境の整備していく方向性も示唆しました。人種間の対立が誇張されているアメリカですが、過去の南北戦争の名将の記念碑もやはり存続させる意向を吐露しています。アメリカの最大の自慢は建国以来の民主主義の精神を特に西側周辺国に浸透させたリーダーシップなのかもしれません。

 

 

 

 

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