アメリカ最新情勢

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アメリカ民主党候補レースは、中盤戦の最中ですが、バイデン候補の獲得代議員数は820名、猛追しなければ後がなくなった感のあるサンダース候補が670名と大差がついた

訳ではありませんが、バイデン候補の優位は確実のようです。両候補ともに勝利への最低獲得代議員数の1991議席を目指して、オハイオ州で集会を開催予定でしたが、新型肺炎コロナウィルスの蔓延によって中止となりました。今後は、新型肺炎問題への取り組みの巧拙が勝敗を決する可能性もある為、両候補とも感染症対策に新提案を準備する局面を迎えそうです。

肝心の新型コロナウィルス対策ですが、遂にWHO(世界保険機関)がパンデミック認定する事態となっています。具体的には、トランプ政権の疾病流行の脅威を監視するNSC

国家安全保障会議)やCDC(アメリ疾病対策センター)の連邦予算を削減したタイミングでのコロナウィルス世界的大流行という事態に遭遇しており、慌てて総額83億ドル予算を急遽、議会に可決させています。超党派でのコロナ対策ですが、83億ドルの内訳は、ワクチンなどの研究開発費用に30億ドル超、公共衛星機関の財政支援に20億ドル超を、そして新型コロナウィルス拡大によって経済的損失被った企業に低利融資の原資に10億ドルを割り振りしました。トランプ政権は当初は気温が上昇する5月以降には自然消滅する見込みと悠長に構えていましたが、油断からコロナウィルスの陽性陰性を判定する検査キットを用意できずに感染拡大を助長させたことに批判が集中していますが

トランプ大統領は一連の非難を一蹴しています。WHOが3月11日にパンデミック認定した新型肺炎ウィルスは、発生源の中国を筆頭に、イラン・フランス・イタリア・スペインで国民の多数を隔離施設に収容する段階にあります。日本でのイベントの相次ぐ完全中止や延期の決定は世界の趨勢となっています。筆者が毎週観戦しておりますアメリカのプロレス団体WWE(World wrestling entertainment)の3月13日のSmackdownデトロイト大会も開催場所を急遽団体のトレーニングセンターに変更してしかも完全無観客での開催となりました。アメリカ国内の様々なイベントも大多数が中止や延期を決定しています。筆者も今週の週末は外出予定を取り消しして感染予防しています。皆様も不要不急の外出はお控えされることを切実に願望申し上げます。

 

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