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トランプ政権も死者数がアメリカ本土だけで遂に600名を超過した深刻なコロナウィルスのcluster(大量感染)現象が本格化が現実問題となったことを契機にして、ホワイトハウスの記者会見場から特別声明を世界に向けて発信しました。本日の特別な記者会見にはトランプ大統領ばかれではなく通常は大統領の補佐役であるマイク・ペンス副大統領も表舞台に登場して参りました。ダウ平均株価の大暴落を意識する余り、大企業の自社株買いや法外な役員報酬を見直す作業に着手することを宣言しています。地方自治体に対しても特別予算を容認する姿勢を鮮明にしています。過去の筆者の記事にもありますが、コロナウィルスが特に暗い影を落としそうな航空産業や宿泊産業(有名ホテルチェーン)や小売実店舗(ウォルマートなどの最大手も含む)には救済策として低利融資を提供して当面の運転資金などに活用して貰う意図を明確化しています。国民個人1人当たり日本円に換算して10万円程度の現金給付の早期の閣議決定を目標にしています。現金給付だと貯蓄に回る可能性がありますので商品券を配布して買い物を奨励する予定の日本とは対照的な対応となっています。大統領選挙を目指すトランプ大統領にとっては正念場を迎えたと言えそうです。従来の自分に都合の悪いニュース報道を全てfake news(偽ニュース)として反体制的なテレビ局などの攻撃材料として応酬してみたり、民主党の大統領選有力候補にニッケネームを名づけて自身が問題発言を判断した場合に民主党を揶揄してみたりと変幻自在の身のこなしであったトランプ政権にも従来の不真面目な態度も陰を潜めて初めてトランプ政権の高官の真剣な表情や慎重な言葉選びなど本気度の高揚が客観的にも見て取れます。WHO(世界保健機関)の推定では感染ピークを6カ月と推測しています。もしも11月3日の大統領選の日程に悪影響が及びそうになった場合には副大統領が大統領職を代行するような前例のない事態も無いとは言い切れなくなって参りました。アメリカ北東部のコネチカット州とニュージャージー州では感染者数・死亡者数とも急激に増加しておりまして西部ワシントン州を上回る被害が報告されるようになりそうです。

こんな深刻な事態に顰蹙を買ってしまいそうですが、筆者のささやかな楽しみでありますアメリカを代表するプロレス団体のRaw大会・Smackdawn大会・PPV大会とも当分の期間は無観客での開催が決定事項となり、フロリダ州オーランドのパフォーマンスセンターからの事前録画放送になります。録画も興ざめですしプロレス興行は観客の様々な選手への声援や反対のブーイングなどもプロレス観戦の醍醐味でもありますので大変残念であります。フロリダ州知事は無観客試合の開催だけを容認しています。

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