アメリカ最新情勢

アメリカの最新の経済・政治・社会情勢を解説して参ります

アメリカ最新情勢

NURO光回線に新規契約や他社からの乗換契約されたお客様に高額キャシュバック制度

しかもご契約初年度12カ月間は特別価格でご奉仕。無料Wi-Fi貸出特典もあります。

 

いよいよネバダ州での党員集会まで数時間を残すばかりとなってきました。党員集会に先行して民主党NBCテレビが主催したブルームバーグ氏も初参加した有力大統領候補者間討論会は、序盤戦で有利に立ったサンダース候補とウォーレン候補がブルームバーグ候補が行政市長の任期中に指示した人種隔離政策や女性蔑視政策を優先させた過去の執政の態度などを批判されました。途中参戦のブルームバーグ候補はもしも2020年度大統領選本選で勝利した場合には、自己が保有するBloomberg.L.P.を最終的には売却して歳出の一部に充当させる目的で金融情報番組会社を白紙委任信託することを明言していますし自分の納税申告所を開示することも明言していますが、ブルームバーグ候補が6兆円の巨額資産を背景にデジタル広告に50億円以上、テレビ広告に200億円以上を投入して選挙戦に参入してきた億万長者の振る舞いに様々な疑問を投げ掛けていました。ブルームバーグ候補が論破された印象が残るテレビ討論会となりました。サンダース氏は今後の最大のライバルをブルームバーグ氏と見立て仮想敵を口撃しました。国民皆保険制度の創設と公立大学の実質無料化以外にも超党派での議会運営などの看板政策を選挙公約に追加しています。

一方の共和党は現職トランプ氏が党員集会や予備選で代議員数を総取りする独走状態となっています。トランプ大統領ネバダ州のお隣のアリゾナネバダ最大都市ラスベガスでも演説を自信満々に披露しました。再選を予感させる2期目(second term)やアメリカは永久に偉大な国家であり続けるなど自身の再選が規定路線であるかのような口調に終始しました。民主党が2020年度大統領選にも介入してく兆候があることを断言していますが、トランプ政権は民主党が虚偽の情報を流布させているだけと、いつものfake

newsという表現でロシア疑惑を一蹴しています。そもそものロシア疑惑の発端はCIA

などの17の情報機関を統括する立場にあったジョセフ・マグワイア(元国家テロ対策センター長)国家情報長官代行の側近でありましたジェルビー・ピアソン氏がアメリカ議会下院情報委員会でロシアのプーチン大統領府がアメリカ大統領選の情報操作に関与してくる可能性などに言及したことを根拠にしてアメリカ民主党トランプ大統領の批判

をより一層強硬にしてきました。トランプ大統領は側近に偽証させた責任はマグワイア国家情報長官代行にあるとしてまたしても突然に解任しました。ロシアのペスコフ大統領報道官もアメリカ大統領選挙での情報操作を否定する見解を示唆しています。トランプ大統領民主党の罷免の動議が否決されたことで自身の再選を有力視しており、本来は中立のはずの連邦司法省やFRB(連邦準備理事会)にも口出しする職権乱用も懸念されています。ネバダ州の党員集会の経過につきましては明朝に記事更新させていただきます。