アメリカ最新情勢

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アメリカ最新情勢

トランプ大統領の弾劾裁判は今度はホワイトハウス弁護団が答弁する順番になります。

今日はアメリカの海外自治領について考察してみたいと考えております。アメリカの51番目の準州(state)には編入されていないもののアメリカ領土として国際連合からも認定されている地域があります。地方自治権がある程度確立している地域としては、観光で有名なグアム島北マリアナ諸島プエルトリコ、米領ヴァージン諸島などの地域があります。反対に自治権に制約が課される地域としてはサモア諸島やその他無人島などがあります。この中では、19兆円規模の財政破綻したことや大地震の被災地となったことで脚光を浴びたプエルトリコですが、アメリ自治領での悲劇とのマスコミ報道に対して独立国ではなかったのかとの疑念を抱かれた方々もいらっしゃると想像されます。自治領である以上、全米の50州と同等の立場にはありませんが、独自の司法制度や政治体制を維持している地域もあります。アメリカは領土に編入していないだけですし領海権を主張できる訳ですから主に軍事面での恩恵を目的にしている様子です。前述したプエルトリコ財政破綻や震災被害の際にも多大な復興資金を投入しています。勿論アメリカには自治領を領土に編入しなくても十分過ぎる国土面積と天然資源を保有しています。コロナウィルスの人間への感染が確認された後に最も迅速に自国民を武漢から避難させたのもアメリカでした。新型肺炎に感染した場合には高確率で死亡しておりますので国民の人命や財産を大切にするアメリカ建国時からの伝統については他の先進諸国も見習うべきだと思います。初めてアメリカを手放しで賞賛しました。