アメリカ最新情勢

アメリカの最新の経済・政治・社会情勢を解説して参ります

アメリカ最新情勢

暑中お見舞い申し上げます。筆者は不慣れな仕事を今年から共同創業者として携わって居ります。法律の初学者でもありますので、毎日のように知識不足が原因で右往左往して、しかも長時間労働が常態化して疲労困ぱいして居りますが、当然ではありますが、夏季休暇は一日も無しで、最近は特に不眠不休状態と言う悲惨な社会人生活となっていますが、事前に予想されてその覚悟で人生最後の大勝負をしている訳ですから、泣き言は言える立場にありません。私の士業事務所には、弁護士資格者も在籍しておりますので、メール相談していただければ、何らかの有益な情報も提供させていただきます。勿論、メール相談は完全無料サービスです。お気軽にご相談をお寄せ頂ければ、私達も成長出来て一石二鳥ですので、お返事はお約束させていただきます。多少のお日にちを頂戴する場合もありますので、ご理解とご協力を賜われましたら幸甚に存じ上げます。

さて、今日のアメリカの話題ですが、振り返る事20年前の2001年9月11日のアメリカ同時テロについてですが、アメリカ国内でパイロット養成プログラムを受講した敬虔なイスラム教徒が、デルタ航空の国内線をハイジャックして、アメリカ超高層ビルディングの象徴と言っても過言では無かった、ワールドトレードセンタービル(ツインタワービル)とバージニア州アーリントン群の米国国防省(通称ペンタゴン)に墜落した衝撃的なテロ事件でしたが、アメリカ人3000名の貴重な生命を一瞬にして奪い去った凶行事件として記憶されているのでしょう?アメリカ国内では、直前にオクラホマシティの高層ビルの爆破事件などの大事件も頻発して、テロリストの入国を厳重に制限したり対応に躍起となっていた時に懸念されていた史上最大のテロ事件が現実となってしまいました

オクラホマシティ爆破事件の首謀者も数カ月以内にアメリカは未曽有の大災害に見舞われると予言していました。オクラホマシティ爆破事件は予兆だったのです。事実、丁度3カ月にアメリカ同時多発テロが発生しています。当時の、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、事件発生直前に活動拠点をアフガニスタンに移動させた、イスラム教テロ集団アルカイダのビンラディンの仕業と断定して、アフガニスタンにアメリカ陸海空軍を派遣して、アルカイダ壊滅作戦を展開しましたが、20年の歳月が流れた今日現在も決着しない膠着状態が依然として継続しています。バイデン政権は、アメリカ史上最長の戦闘となったアフガニスタンからの順次撤退を決定して、9.11同時テロから20周年となる、

今年の9月11日迄に完全撤退を完了させる意向のようです。アルカイダの最高指導者の

オサマ・ビンラディンは、アメリカが有力な情報提供者に懸賞金を掛ける作戦が奏功して早期に殺害に成功しましたが、新たに台頭してきたイスラム過激派テロ組織のタリバンとの気の遠くなりそうな戦闘が延々と続くばかりで解決策を見出す迄には至りませんでした。アメリカが支援するアフガニスタン政府軍もアメリカの諸事情を考慮して、アメリカ軍の撤退を容認しています。その矢先に、アメリカ軍撤退で息を吹き返したタリバンが、アメリカ軍下で通訳や報道等に従事した現地人に報復行動を実行しています。

侵略者の鬼畜米軍に協力した同国人(同胞)を敵視して、早速、公開斬首処刑などの残虐行為に及んでいます。筆者は、アメリカが紛争地域に介入して駐留する事で、紛争地帯に抑止力がはたらくとは全然考えていませんでしたが、今回のアメリカ軍のアフガニスタンからの段階的撤退を見通してのタリバンの大反撃という最悪の事態を招いています。アメリカ撤退が呼び水となり、アフガニスタンでは政府軍とタリバンの本格的な戦闘が再開されて、先行きは益々不透明な情勢にあります。今回の事案で、アメリカ駐留が平和や地域の安定化に多大な貢献をしてきた事実が証明された格好です。バイデン大統領は、世界の警察官としての地位にはもう固執しないと明言していますので、今後のアフガニスタン情勢は、アメリカが本格復帰した国際機関(例えば国際連合の安全保障理事会)に何らかの提案をする模様です。ロシアはアメリカの今後の行動を見越して、国連軍のアフガニスタンへの派遣には、拒否権を行使して、アメリカの野望は実現させないと発言しています。更なる泥沼化を回避できる方策があるのでしょうか?</p にほんブログ村 海外生活ブログへ
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