アメリカ最新情勢

アメリカの最新の経済・政治・社会情勢を解説して参ります

アメリカ最新情勢

バイデン新政権に政権移譲されてから、常識的な保守的な政策を実行しはじめて、世論調査でも、新政権の滑り出しとしては、順調な船出となっています。議会の議決が不要な大統領令で、経済共同体に復帰しています。代表的な経済共同体としては、TPPや

新NAFTA等です。前回の記事にも問題提起させていただきましたが、気候変動に依る

二酸化炭素の排出量を徐々に低減させて、最終的に全加盟国の温暖化ガス排出量をゼロにするパリ協定にも再批准して、再生可能エネルギーであります、風力発電や太陽光発電に比重を移す大前提にも同調しています。アメリカはシェールガスの世界最大の産出国でもありますし、化石燃料からの発電した電力も、アメリカ経済の発展に寄与していますので、石油や石炭の採掘が盛んな諸州では反発や抗議行動も勃発しています。

先日から、アメリカ南部のテキサス州オースチンなどにも大寒波が押し寄せて、コロナウィルスのワクチンの流通を足止めさせています。勿論ではありますが、ヒューストンやダラスのようなテキサスの主要都市で積雪を観測することは、実に稀な気象現象ですので、積雪に不慣れな市民は、ワクチン接種しないと本当に感染してしまうという危機感から、到着が大幅に遅延しそうなワクチンに対して右往左往しているのが実情です。

国土が広大な理由から、物資輸送は空路を基本していますが、最近の悪天候(大寒波襲来)により、輸送機の離発着が完全に麻痺していますので、コロナウィルスをアメリカ全土に送り届けるには困難も予想されます。

前回も、大統領選挙本選で、政治資金の提供などで、バイデン新政権誕生の原動力となったとも噂される中国共産党に意外にも、特に輸出入の不均衡や輸出補助金政策を反省しない中国指導部に対して融和的政策で臨まなかった、バイデン政権の政治姿勢には、

驚きを感じていますが、同じ東アジアの韓国にも、日本とこれ以上、従軍慰安婦問題や

徴用工問題などの火種で対立を続けるのであれば、共同軍事演習も中止するし、在韓

アメリカ部隊の撤収に踏み切るとの強硬姿勢を定着させつつあります。韓国のムンジェイン政権が、中国や北朝鮮依りのスタンスを確立していることを一喝したことになります。私は個人的には、サミット会議の参加国を中心に形成されているアメリカを頂点とする西側同盟国から早々に除名すべきとの信念があります。バイデン政権が韓国を友好国から除名する英断に期待したいところです。

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