アメリカ最新情勢

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アメリカ最新情勢

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アメリカの経済活動再開の可否の決定権を掌握するのは各州知事です。最も早い時期に

理髪店・小売商店・レストラントなどに業種を限定した条件で営業再開を許可しました

のはサウスカロライナ州でした。南東部のジョージア州でも知事がネイルサロンやマッサージ店やレストランを対象に実験的に経済活動を再開する決断をしました。しかしながら、公衆衛生の専門家は、部分的経済活動再会は、依然としてsocial distanceつまり

6フィート(約1.8m)の距離感を確保するのが困難であり、30分以上の接待時間が濃厚接触に繋がるために時期尚早との意見が支配的です。テキサス州でも経済活動再開を要求する行進デモが一般市民に繰り広げられて州政府も真剣に自宅待機や外出禁止令を一時的に解除する方向で調整がされている模様です。在宅勤務が本格的にアメリカ労働市場に浸透し始めている雇用情勢に逆行するムーブメントですが、実際に知事権限で一部業種の営業活動を営業時間短縮で認可しても感染拡大となり裏目に出る可能性も排除できません。スポーツ観戦や音楽コンサート鑑賞なども試験的に外出禁止令を緩和する計画もあります。自宅待機が長期化すれば精神状態も不安定になるでしょうから。

トランプ大統領は、4月20日東部時間22:00に、海外からの移民受け入れを一時停止する大統領令の署名しました。世界最多の感染者数と犠牲者を記録してしまったアメリカが移民規制するのは奇妙に映りますが、移民以外にも労働ビザで入国を希望する外国人労働者までも規制対象として入国禁止にするのかなど詳細については言及を避けています

コロナウィルス以外の話題としては、カナダ東部のハリファクスで白人住民が銃撃戦で

17名以上の死傷者を出すというカナダ建国以来最悪の狙撃事件が発生しました。容疑者は、ガソリンスタンドに逃げ込んだところを警察官に銃殺されました。犯行動機は一切不明のようです。カナダの安全神話を崩壊させたも同然なのかもしれません。

 

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